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2003.09.10
メンブレン用途にHALAR® ECTFEの紹介を開始
水処理向け分離膜材料としてフッ素系ポリマーの用途が拡大
弊社はメンブレン(分離膜)用途向け高機能樹脂の製品群にHALAR ECTFEを追加いたしました。このフッ素系ポリマーの高pH領域における秀でた化学耐性と安定性は弊社が提供する製品の適応範囲を広げます。この製品は2003年6月15日-19日に米国カリフォルニア州アナハイムで開催された米国水道協会(AWWA)の展示会で紹介されました。

HALAR ECTFEは飲料水と廃水処理両方の浄水に使用される分離膜素材に適するエチレンとクロロトリフルオロエチレンの共重合ポリマーです。これは活性な洗浄薬品に対して優れた耐性を示します。洗浄薬品の活性が高いほど、膜はクリーンになり、処理流量が増え全体の運転効率が上がります。HALAR ECTFEで作られた膜は広範な薬品への耐性のため、長期間使用でき膜の交換回数を減らすことができます。これらの膜は強塩基(水酸化ナトリウムや水酸化カリウム),強無機酸(硫酸やフッ酸),塩化物(メチレンクロライドや次亜塩素酸ナトリウム)の直接接触にも影響を受けません。これは今日ポリマー製分離膜として使われている他の多くの素材に比べ明らかに機能面で優位となります。HALAR ECTFEはさらに強極性溶媒、例えばポリマー製分離膜を製造するのによく使用されるジメチルホルムアミド(DMF),ジメチルアセトアミド(DMAC),N-メチルピロリドン(NMP)などに耐性を示します。

当社はメンブレン用途向けに現在2グレードを用意しております。

≪HALAR ECTFEについて≫
HALAR ECTFEは機械特性、耐熱性、耐薬品性、加工特性をバランスよく兼ね備えた高純度のフッ素系ポリマーです。これは2002年5月に世界的なフッ素化学品メーカー、アウジモント社の買収に引き続きソルベイグループ内に新たに設立されたソルベイソレクシス社により製造販売されているものです。
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